Chapter 02 · Lesson 12
SellerSprite — Complete Research Guide
Step 13
最強リサーチツール
SellerSpriteの使い方完全ガイド
SellerSpriteを正しく設定・活用することで、売れる商品を効率よく発見できます。
各パラメータの意味と設定値を完全解説します。
01
まず覚えるべき必須用語
これを知らないとSellerSpriteを正しく使えない基本の4語
BSR
大カテゴリーランキング(Best Seller Rank)
ランキングが小さい数字ほど売れている商品。ランキング早見表と組み合わせて販売数を推測する。
AMZ
販売元がAmazon本体
Amazonが自社で仕入れて販売している商品。自分が競合になるためリサーチ対象から除外が原則。
FBA
Amazonの倉庫から出荷するサービス
個人セラーがAmazon倉庫に納品し、注文が来たらAmazonが配送する仕組み。OEM物販の基本形態。
FBM
販売者が自己発送するサービス
セラー自身が保管・発送する形式。FBAより手間がかかりプライムバッジがつかないため、リサーチではFBAに絞るのが基本。
02
レビュー分析の活用方法
ライバル商品のレビューから差別化と検品ポイントを見つける
SellerSpriteの「レビュー分析」機能を使うことで、ライバル商品の評価傾向を一瞬で把握できます。レビューで改善点を特定し、差別化や検品時の注意点を見つけましょう。多くのレビューが集まっているカラー・サイズは人気が高く、取り扱い優先度が高いと判断できます。
高評価レビューから読み取ること
購入の決め手になったポイントを商品ページのキャッチコピーに活かす
評価が多い人気カラー・サイズを仕入れの優先バリエーションに設定する
顧客が感じた満足ポイントを写真・動画で強調する
低評価レビューから読み取ること
品質の不満点 → 1688での仕入れ時の品質チェックリストに加える
サイズ・素材の不一致 → 写真や説明文で実態を正確に伝える設計にする
「この機能が欲しかった」という要望 → 差別化機能の追加を1688で探す
i
バリエーション別のレビュー数を「評価数」でクリックして多い順に並べると、人気バリエーションが一目でわかります。画像2のように評価数でソートして、上位バリエーションのASINと販売数・レビュー率を確認しましょう。
03
商品リサーチの設定方法
画像3の設定を基準に各パラメータの意味を完全解説
商品リサーチ — 推奨設定値と理由
親カテゴリーBSR
800
〜
3,000
ランキング早見表の目標販売数から逆引きして設定。例:車&バイクで月100〜300個売れているゾーンを狙う。数字が小さいほど売れ筋。
価格
¥1,500
〜
¥6,000
2,000円以上を基本とし、資金余裕があれば6,000円以上の高価格帯も視野に。高価格ほど利益単価が大きくライバルが少なくなる傾向。
セラー数
最小値
〜
最大値 1
最大値を「1」に設定することでプライベートブランドセラーのみに絞り込める。せどり商品(転売品)を排除するために重要な設定。
配送方法
FBA
のみ選択
FBAを選択することでAmazonの倉庫を使うプロのOEMセラーに絞り込める。FBM(自己発送)は素人セラーが多く参考にしにくい。
商品サイズ
小型・標準
「小型・標準」に設定することで、軽く小さい商品だけを対象にできる。Step 05で学んだ通り、送料コストと不良品率の両方を抑えられる。
04
月の選択 — 季節性を正確に判断する
夏物・冬物・通年商品を見分けるための月別リサーチ
月別の商品傾向カレンダー
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
夏物(6〜10月)
冬物(11〜2月)
移行期
リサーチ時の月選択ポイント
夏物をリサーチする場合
6月〜10月の月を選んでリサーチ。この時期のデータが実際の販売数を反映している。
通年商品をリサーチする場合
「直近30日」または複数月を横断してデータが安定している商品を選ぶ。
05
キーワードリサーチの設定方法
画像4の設定を基準に月間検索数・クリック集中度・PPC入札額を解説
月間検索数の設定
2,000
〜
50,000
を目安に設定
このボリューム帯では月間20〜300個程度の販売が見込まれます。2,000未満は需要が低すぎて稼ぎにくく、50,000超は競合が激しすぎます。この範囲で商品ランキング1〜3位を目指せるキーワードを探しましょう。
キーワードリサーチの価格設定
¥1,500
〜
¥6,000
商品リサーチと同じ価格帯を設定します。資金に余裕がある場合は6,000円以上の高価格帯もありです。
クリック集中度の理解と設定
Amazonで検索されたキーワードに対し、上位3商品がクリック全体の何%を占めているかを示す指標です。
← 50%が目安ライン →
50%以下を狙う場合(基本設定)
上位3商品が独占していない = 参入余地がある市場。自社商品を上位に持っていける可能性が高い。
設定値:最大50%
設定値:最大50%
高クリック集中度を活用する戦略
小さい市場でも集中度が高い = SEOで上位を取れれば大半のクリックを独占できる。上位表示後に広告を一気に展開する戦術に有効。
PPC入札額の見方と活用方法
キーワード広告を出す際の1クリックあたりの費用目安です。価格が低い = 広告を出しているライバルが少ない = 競合が少ないという指標になります。
〜¥20
超安い
参入絶好
参入絶好
〜¥50
狙い目
推奨範囲
推奨範囲
〜¥100
やや高い
競合多め
競合多め
¥100+
激戦区
初心者NG
初心者NG
設定目安:PPC入札額 最大60円以下(画像4の設定値参考)。ただし注意点として、ライバルセラーの状況によって変動するため、50〜60円以下を基準に。
逆転の発想:クリック集中度が高く、かつPPC入札額が低い市場を見つけた場合は、広告を積極的に展開することで一気に上位を取れる可能性があります。
逆転の発想:クリック集中度が高く、かつPPC入札額が低い市場を見つけた場合は、広告を積極的に展開することで一気に上位を取れる可能性があります。
リサーチ基準 — この条件を満たす商品だけを選ぶ
6つの条件をすべてクリアした商品だけが仕入れ候補になる
リサーチ基準チェックリスト
6項目すべてクリアした商品だけが対象
ライバルの月間販売数が200個以上
1日あたり約6個以上の販売数。これより少ないと市場規模が小さすぎて月収目標が達成しにくくなる。SellerSpriteの数値は×0.3〜0.4で補正して判断すること。
200個+/月 ≒ 1日6個+
ライバル商品カタログの訴求力が弱い
競合ページの画像が粗い・説明文が少ない・A+コンテンツなしなど、作り込みが甘い市場は自社商品が差別化しやすい参入余地がある。
利益で500円以上確保できること
FBAシミュレーターで計算して、広告費込みで500円以上の利益が残ること。理想は1,000円以上。500円以下では広告・クーポン・値下げの余地がなく長期販売が困難になる。
純利益 ≥ ¥500(理想 ¥1,000+)
利益率が30%以上確保できること
利益額だけでなく利益率も重要。30%未満だと価格競争や広告費の増加で一気に赤字になりやすい。FBAシミュレーターで確認して、余裕がある状態で参入する。
利益率 ≥ 30%
1年を通して売れる商品(通年商品)
SellerSpriteの歴史トレンドで過去1〜2年の月別BSRを確認。季節によって大きく上下する商品は避ける。12ヶ月安定して一定のランキングを維持している商品が理想。
差別化できていること(客観的に)
「なんとなく違う」ではなく、ライバルと比べて明確に優れている点が1〜2つある状態。機能・素材・デザイン・バリエーション・ページクオリティなど、購入者が見て違いを認識できること。
実践でのリサーチ手順
上記の6条件をチェックリストとして使い、6つすべてに「OK」がつく商品だけを仕入れ候補にします。1〜2つOKが取れない場合は対象外として次の候補に進みましょう。条件に妥協して参入すると、後から問題が顕在化することが多いです。
このレッスンのまとめ
01
BSR(大カテゴリーランキング)・FBA・FBMなどの基本用語を理解してからSellerSpriteを操作する。02
レビュー分析で高評価の人気バリエーションを把握し、低評価から差別化ポイントと検品基準を抽出する。03
商品リサーチではBSR 800〜3,000 / 価格 ¥1,500〜6,000 / セラー数最大1 / FBA / 小型・標準を設定する。04
月間検索数 2,000〜50,000 / クリック集中度 最大50% / PPC入札額 最大60円でキーワードを絞り込む。05
リサーチ基準の6項目すべてにOKがつく商品だけを仕入れ候補にする。1つでも条件を外れたら対象外にする。このレッスンの内容が理解できたら
感想やポイントを記入して、次のステップへ進んでください。次のステップでは、実際にSellerSpriteを操作しながら商品をリサーチしていきます。