リサーチの対象商品

Chapter 02 · Lesson 04
Product Selection — What to Research
Step 05

リサーチの対象商品を決める
商品選定の鉄則

輸入OEMで扱う商品には「選んではいけない商品」と「選ぶべき商品」があります。
正しい商品の基準を知ることで、トラブルのない安定したビジネスが作れます。

01

なるべく壊れにくい商品を扱う

輸入商品は国を跨いで届くため、配送中にどんなアクシデントが起きるかわかりません。船便・航空便・トラックと複数の輸送手段を経由するため、衝撃・振動・温度変化など予防しきれないリスクが常にあります。壊れやすい商品を扱うと、不良品率が上がり、お客様からの返品・クレーム対応が増えてビジネスが不安定になります。

輸入商品は不良品率が高い
アクシデントを防ぎにくい
→ 不良品率が上昇する
壊れにくい商品を選ぶ
小さくて、軽くて、壊れにくい
→ 不良品率を最小化できる
02

選ぶべき商品の3条件

リサーチ対象として選ぶ商品は、「軽い・小さい・壊れにくい」の3条件を満たす2,000円以上の商品が基本です。この3条件は、不良品率の削減だけでなく国際送料のコスト削減にも直結します。

軽い
輸送コストを下げる重要な条件
国際送料は容積重量と実重量の重い方で計算。重い商品ほど送料が高くなるため、軽い商品はコスト削減に直結する。
小さい
1ダンボールあたりの個数を増やせる
小さい商品ほど1箱に入る個数が増えるため、トータルのダンボール数が減り国際送料を大幅に節約できる。
壊れにくい
不良品率を下げてクレームを減らす
長距離輸送の衝撃・振動に耐えられる素材・構造の商品を選ぶ。陶器・ガラス・精密電子部品は特にNG。
国際送料の計算ロジック(重要)
軽くて小さい商品の場合
実重量: 0.3kg
容積重量: 20×15×3cm ÷ 5000 = 0.18kg
→ 課金対象: 実重量 0.3kg
送料コスト 低
重くて大きい商品の場合
実重量: 2.0kg
容積重量: 40×30×20cm ÷ 5000 = 4.8kg
→ 課金対象: 容積重量 4.8kg(重い方)
送料コスト 高
容積重量の計算式:縦(cm) × 横(cm) × 高さ(cm) ÷ 5,000(航空便の場合)。大きくて軽い商品は、実際の重さより高く課金されることに注意。
初心者向け おすすめ商品ジャンル例
軽くて小さくて壊れにくいニッチ商品
スマホアクセサリー 財布・小物ケース 文具・ボールペン ヘアアクセサリー マスクケース コンパクト収納グッズ アウトドア小物 ペット用小物
03

初心者が最初に避けるべき商品カテゴリー

最初は扱わないことを強くお勧め

電化製品・医療機器・食品は、法律上の認証・届出・許可が必要な場合があります。知らずに扱うと法律違反になるリスクがあり、ビジネスが止まったり、アカウントが停止される可能性もあります。まずは規制のないシンプルな商品で経験を積んでから、これらのカテゴリーに挑戦しましょう。

電化製品
PSE
コンセントを使用する電化製品やモバイルバッテリーが対象。PSEマーク取得が必要。
PSE法 — 電気用品安全法
医療機器
医療機器を扱う場合は保健所への届出が必要な場合がある。薬機法に該当する商品も含む。
薬機法 — 医薬品医療機器等法
食品
食品衛生法では事業目的の場合に保健所への届出が必要。輸入食品には検疫の問題もある。
食品衛生法 — 輸入届出が必要
PSEに該当する商品は初めての方は避けるのがお勧め
04

技適の認証が必要な商品も避ける

BluetoothやWi-Fiなど電波を発する電子機器は「技適(技術基準適合証明)」の認証が必要です。この認証を取得せずに日本国内で販売・使用することは電波法違反となります。初心者の方はこの手続きが大きなハードルとなるため、最初は避けることを強くお勧めします。

ドローン
コンセント型機器
Bluetoothカメラ
Bluetoothスピーカー
技適認証を取得する場合のコスト目安
証明費用 ¥150,000
試験費用 ¥90,000
合計(1商品あたり) ¥240,000
1品あたり
24万
円〜
技適の認証が必要な商品は避けるのがお勧め
BluetoothやWi-Fiが搭載された商品は初心者には認証ハードルが高い
i
技適マークなしの無線機器を日本国内で使用・販売することは電波法違反になります。Amazon.co.jpでは技適取得済みであることを示す書類の提出が求められることもあります。慣れてから挑戦しましょう。
05

商品選定チェックリスト

選ぶ商品(OK条件)
販売価格2,000円以上(理想は4,000円以上)の商品
軽くて、小さくて、壊れにくい商品(不良品率・送料コスト削減)
特別な認証・届出・許可が不要な商品カテゴリー
ニッチ市場の商品(最初はライバルが少ない小さい市場から)
避ける商品(NG条件)
PSE対象の電化製品(コンセント使用機器・モバイルバッテリー等)
薬機法対象の医療機器・化粧品(保健所届出が必要)
食品衛生法対象の食品・飲料(検疫・届出が必要)
技適対象のBluetooth・Wi-Fi搭載機器(認証費用24万円〜)
陶器・ガラス・精密電子部品など壊れやすい商品(不良品率が高くなる)

このレッスンのまとめ

01
輸入商品は配送中のアクシデントを防げないため、壊れにくい商品を選ぶことで不良品率を下げられる。
02
選ぶべき商品は「軽い・小さい・壊れにくい・2,000円以上」の4条件を満たすニッチな商品。
03
軽くて小さい商品は国際送料を大幅に節約できる。容積重量と実重量の仕組みを理解しておく。
04
電化製品(PSE)・医療機器(薬機法)・食品(食品衛生法)は最初は扱わない。規制の知識が必要。
05
Bluetooth・Wi-Fi搭載商品は技適認証が1商品24万円以上かかるため、慣れてから挑戦する。

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次のステップでは、実際にSellerSpriteを使ったリサーチ手順を学んでいきます。

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